自分の時計を“スマートウォッチ化”できる――台湾メーカーの「iMovement」

自分の時計を“スマートウォッチ化”できる――台湾メーカーの「iMovement」に注目 腕時計メーカーもスマートウォッチ市場に進出  スマートウォッチブームはここのところ一段落。「Apple Watch」発売直後の盛り上がりがウソのように、最近はあまり新製品の話も聞かれません。 Ray-Banしかし海外の展示会へ行けば新興系メーカーから今もさまざまなスマートウォッチが発売されています。 【普通の腕時計にスマートウォッチ機能を内蔵できる、だとぉ!】  最近のトレンドは、機能を盛り込んだ「高機能なIT製品」よりも、日本でも発売されているWithingsの「Active」のような、見た目はクラシカルで一見すると普通の腕時計にしか見えないような製品です。 シリコンiPhoneケーススマートフォンが高機能化すればするほど、腕にはめる時計はそのコンパニオンではなく、逆にアナログなものを求めてしまうのが人間の心理なのかもしれません。  日本時計協会のデータを見ると、腕時計(ウォッチ)の世界の生産台数は2013年に下げ止まり、2014年、2015年と上向いています。 シャネルiphone6ケースそんな腕時計メーカーがスマートフォンからの通知を振動やライトで知らせてくれる簡易機能を持ったスマートウォッチを本気で作り出したら、スマートウォッチ市場はむしろ一気に広がるのかもしれません。6月に開催された「MWC上海2016」でも、中国の老舗腕時計メーカーがそんな簡易スマートウォッチを発表しています。 サンローランiPhone6ケース  中国のFIYAは、知る人ぞ知る老舗メーカー。中国の腕時計と聞くと何やら怪しいものを想像してしまいますが、このFIYAは低価格品から高級品まで品質のしっかりした腕時計を製造しています。 ルイヴィトンiphone7ケース何とこのFIYAの偽物が中国では出回るほど。そのFIYAが開発したスマートウォッチは、スマートフォンへの通話着信やSNSのタイムライン更新などを腕時計内蔵のバイブレーションで知らせてくれます。 レイバン サングラス対応するスマートフォンはiPhoneとAndroid、それに加えて中国のアリババが開発した「Yun OS」にも対応。YunOS搭載スマートフォンは中国では数社から発売されていますが、それにも対応するとは、さすがです。 シャネルiphone6ケース  スマートウォッチに手を出せない人の中には、普段使っている腕時計がお気に入りだから、という人も多いのでは? 両親や恩師、恋人からプレゼントされたり、何かの記念にもらったりと、思い入れのある腕時計って「時を知るための道具」じゃないんですよね。  ソニーの「wena wrist」のように、腕時計のベルト部分に機能を持たせる製品も出てきていますが、ベルトも含めて愛着のある人には向かない製品です。 サンローランiPhone6ケースならば「腕時計の中にスマートウォッチ機能を内蔵しちゃいえばいいじゃないの」と考えたのが台湾のPRINCOという素材メーカー。ちょっと強引なこの手法は、ものづくり大国でもある台湾人らしい発想なのかもしれません。 ルイヴィトンiPhone6ケース  PRINCOの開発した「iMovement」は、市販のクオーツ式腕時計の内部のムーブメントとほぼ同じサイズのスマートウォッチ化モジュール。腕時計で広く使われている「2035」「2105」という型番のムーブメントと互換があるそうで、それとまるまる入れ替えることで、腕時計の中身をスマート化してしまうというもの。 シャネルiphone7ケース腕時計の中身も今はモジュール化されているので、付加機能を持たせたモジュールと交換すればスマートウォッチの出来上がり、ということなのです。Bluetooth 4.0LEを内蔵し、バッテリーは腕尾計のものを利用。 iphone7ケースバッテリー寿命は約18カ月とのこと。  iMovementを内蔵したからといって、腕時計の文字盤にディスプレイが追加されるわけではありません。 iPhone6ケース シャネル風スマートフォンに専用アプリを入れると、電話着信、SNSの着信、予定通知、アラームに応じて腕時計が振動します。また歩数を計測してスマートフォンアプリで記録することも可能です。 シャネルiphone6ケース  腕時計側にはボタンなどがありませんから、スマートフォンのコントロールができないように思えます。ところがiMovementはモーションセンサーを内蔵しており、腕時計をはめた腕を動かしてスマートフォンのコントロールもある程度できるのです。 Dior iphone6ケース例えば腕を前に突き出してスマートフォンのカメラのシャッターを切る、といった操作も可能。モーションセンサーは他のアプリや機能に割り当てることもできるとので、腕を振ってiPhoneをコントロールなんてこともできそうですよ。 iPhone6ケース シャネル風  iMovementは一般消費者向けの製品ではなく、腕時計メーカー向けに2016年内に販売する予定とのこと。やがては各腕時計メーカーが自社の製品に「スマート機能あり」のバージョンを提供したり、あるいは後からスマートウォッチ化アップグレードを提供したりするなんて時代がやってくるのかもしれません。 ルイヴィトンiPhone6sケースiMovementの価格は50ドルくらいなので腕時計メーカーとしても導入しやすいでしょう。どんなメーカーが採用するかは分かりませんが、2017年あたり、スマートウォッチ機能がオプションで追加できる腕時計が出てきたら、恐らくこのPRINCOの製品を採用しているのでしょうね。 シャネルiphone7ケース実際にどんな製品が出てくるか、楽しみにしたいところです。 「iPhone」の撮影機能は、今やスナップ程度の撮影ならば本格的なカメラを使う必要がないほど高くなった。 ルイヴィトンiPhone6ケースしかし、小さなLEDフラッシュしか搭載していないことから、明るい屋外をバックにした薄暗い屋内からの人物撮影や、夕暮れの雰囲気を残しつつ手前の人物を鮮明に写す、といった絵作りは難しい。  そこで、強力なキセノンフラッシュを搭載した「iPhone 6」「iPhone 6s」用ケース「Capture Case」を紹介しよう。 Michael Kors iPhone6 plusカバー 激安現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。  Capture Caseは、キセノンフラッシュを備えたジャケット型ケース。 iPhone6ケースグッチBluetoothでiPhoneと連携し、上部に設けられたシャッターボタンを押すとフラッシュ撮影できる。  放たれる光はiPhoneのフラッシュに比べ1000倍以上明るいため、ある程度離れた被写体にも届く。 エルメス iphone7ケースまた、特定の波長の光しか出さないLEDフラッシュと違い、キセノンフラッシュは太陽と似た周波数特性の光を放ち、自然な色合いの写真になる。  撮影モードは、アプリで切り替える。 ルイヴィトンiphone7ケース自動モードを選ぶと、背景に適した露出と、フラッシュ光を当てた被写体に適した露出を自動調整し、両者を美しくとらえる日中シンクロ撮影が簡単に実行できる。マニュアルモードを選べば、光量などを自由に変更可能。 シリコンiPhone7ケース  Capture Caseは、内蔵マイクで取得した音をトリガーとしてシャッターを自動的に切る、一種のハイスピード撮影機能も搭載。短時間だけ光るフラッシュ光を利用し、動きの速いものの一瞬を写真として切り取る。 iphone6s plus  例えば、風船の割れる音、クラッカーの破裂する音、何かが水に落ちる音などを検出すると、その直後にフラッシュを光らせて撮影するので、肉眼では認識不可能な現象が写真になる。音が鳴ってからシャッターを切るまでの時間は、0ミリ秒から200ミリ秒の範囲で調整できる。 iPhone6ケース シャネル風  容量200mAhのバッテリを内蔵しており、フラッシュを光らせてもiPhoneの電力は消費されない。フル充電で、600回の発光が可能。  Kickstarterでの支援受付期間は日本時間8月18日まで。目標金額の2万5000ポンドに対し、記事執筆時点(日本時間7月12日12時)で集めた資金はまだ3240ポンド。 シャネルiphone6ケースキャンペーン期間はあと37日ある。